ギネスブックにも認定された「世界一長い並木道」が日光杉並木街道です。30メートルもの高さがある杉並木は神聖荘厳で圧巻。
目次
日光杉並木街道の概要
日光杉並木街道は、日光街道、例幣使街道、西会津街道の3つの街道沿いに杉が植栽された並木道の総称。街道沿いには約1.2万本の杉がそびえ立つ。
日光杉並木街道の距離データ
分類 | 街道 |
街道 | 日光街道、日光例幣使街道、会津西街道に跨がる |
杉の数 | 12,126本(2020年栃木県文化財調べ) |
距離対象① | 大沢ー日光間16.52km |
距離対象② | 小倉ー今市間13.17km |
距離対象③ | 大桑ー今市間5.72km |
総距離 | 35.41km |
歴史 | 徳川家康没後から二代将軍秀忠の頃から(1,624年頃) |
二重指定 | 特別史跡と特別天然記念物の二重指定(全国唯一) |
距離ランキング | 世界一長い並木道(1992年にギネスブック認定) |
関連書籍 | ちゃんと歩ける日光街道・奥州街道 |
日光杉並木街道の地図
東京からのアクセス
電車でアクセス
東武日光線「上今市」駅から徒歩5分
【新宿駅から約2時間30分】JR新宿駅→東武上今市駅+徒歩
(JR新宿駅)08:32発→(東武上今市駅)10:49着 *2時間17分(乗車1時間56分)
自動車でアクセス
日光杉並木街道の歴史
江戸時代
杉並木植樹開始の資料は残されていないものの、徳川家康が日光東照宮に祀られた時代であると言われています。家康の33回忌には、杉並木の寄進碑がいくつか建立されている。
幕末から近代
1869年(明治2年)の「社寺上地令」によって国有化。1915年(大正4年)から1926年にかけて、東照宮鎮座300年記念事業として約6000本のスギの補植。
1943年(昭和18年)の「軍需造船供木運動」などで、伐採の危機に直面するも、関係者らの努力により危機は最小限に抑えられた。
戦後
1950年(昭和25年)に「日光杉並木街道保存委員会」が発足。1954年(昭和29年)に「日光杉並木街道」と名称変更、同年。天然記念物の指定を受ける。1956年(昭和31年)に「特別天然記念物」に格上げ指定を受ける。
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日光杉並木街道まとめ
- 世界一長い並木道でギネス認定
- 日光街道、例幣使街道、西会津街道に跨る
- 並木道総距離は35〜37kmに及ぶ
- 徳川家康没後から植樹が開始(約350年前)
- 特別史跡と特別天然記念物の二重指定
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