アラスカに繁殖するオオソリハシシギは11,000kmもの距離を、休むことなく飛行することができます。
目次
オオソリハシシギの移動距離の概要
アラスカからニュージーランドまでの11,000kmを、一週間以上かけて、何も食べずに飛びつけることができるのがオオソリハシシギです。ノンストップ飛翔のチャンピオン。
オオソリハシシギの距離データ
分類 | 動物 |
距離対象 | オオソリハシシギ(Limosa lapponica) |
歴史 | ユーラシア大陸北部からアラスカ西部の北極圏で繁殖 |
起点 | アラスカ |
終点 | オーストラリア・ニュージーランド |
移動時間 | 約1週間 |
渡りの距離 | 約11,000km |
距離ランキング | 鳥類の飛行距離ランキング1位 |
主な経過地点 | 東南アジア・アフリカ |
関連書籍 | めぐり めぐる |
移動エリアは?
オオソリハシシギ国内での確認エリア
移動距離の地図
Limosa lapponica(オオソリハシシギ)の5 つの亜種の分布図。北半球の夏の繁殖地 (赤)、非繁殖の越冬地 (青)、および各方向の移動ルートを示しています。
移動距離のエピソード
衛生追跡装置で調査
一度も休まず飛び続けるを、アメリカの鳥類学者たちがオオソリハシシギ数羽に衛星追跡装置をつけて調査した記録がありました。結果、2007年8月にアラスカを飛び立ち、8日後にニュージーランドにたどり着いたそうです。もちろん休まず。
脂肪がエンジン
オオソリハシシギは、飛び立つ前に脂肪分となる食料をふんだんに食べて、体重を2〜3倍にします。燃料となる脂肪をしっかりため込むことで、長距離飛行を可能にしています。
オオソリハシシギの移動距離まとめ
- 11,000kmの距離を休まず飛行できる
- アラスカからニュージーランドまで8日で飛行
- 体重の2〜3倍の脂肪を摂ってから飛行
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