ハヤブサは地球上で最速の鳥(生き物)です。急降下時の最大速度は400km近くでることも。なぜ、そんなに早く飛べるのか? 特徴と共にみてみましょう。
目次
ハヤブサの概要
ハヤブサは希少野生動植物種に指定されていますが、近年は個体数も回復しつつあり、大都市圏でも見られるようになった。
ハヤブサ(隼):基本データ
分類 | 動物/猛禽類/鳥類/ハヤブサ科 |
距離対象 | ハヤブサ(英名:Peregrine Falcon) |
体長 | 大きくても45cm程度。翼を開長した場合は80~120cm。*カラスぐらい |
生息(日本) | 日本では海岸沿いの岩場等が多いが、都心部にも生息。 |
生息(世界) | 南極大陸以外のほぼすべての地域 |
食性 | 小型の鳥類(スズメ、ハト、ムクドリ、ヒヨドリetc.) |
スピード | 380km以上km *急降下時 |
距離ランキング | 地球上で最速 *ギネス認定は320km |
関連書籍 | 天空の戦士 隼 |
ハヤブサの動画
動画は英語ですが、ハヤブサの飛行・急降下シーンや狩シーン、子供に餌をあげるシーンなどが見れて有益。
ハヤブサのスピード
最高速度380km超え
ハヤブサの通常飛行の速度は100km前後ですが、獲物を見つけて急降下する際は、時速380km超えが計測されています。ちなみにハヤブサが早く飛べる理由のひとつがコンパクトな羽。
ハヤブサの羽は、1枚1枚の羽根が固く長い。小さな羽と固く長い羽根が、早く飛べる理由のようです。
ハヤブサの移動距離
ハヤブサは渡り鳥なので、すごい距離を1日で飛行します。その距離なんと1,290km。軽く東京から札幌まで行けちゃう距離です。
また海外の研究チームがハヤブサにトラッキングシステムで計測した結果、南アフリカからフィンランドまでの1万kmを42日で飛びきったそうです。
ハヤブサの特徴
視力が良い
鳥類でも猛禽類は視力が良いと言われていますが、ハヤブサの場合は視力が8.0まで見えているそうです。またハヤブサの目の周りの隆起部分が小さいこともスピードが出せる理由のようです。
つがいの絆
ハヤブサのつがいは絆が強いことが知られています。基本的にどちらかが死ぬまで連れ添います。ちなみにオスメスの見分け方ですが、大きい方がメスです。
強い心臓と効率的な肺
ハヤブサの心拍数は人の10倍以上。1分間で600〜900回に達する。超高速で飛べる理由は、強い心臓と効率的な肺機能によるところも大きい。
ハヤブサのスピードと特徴まとめ
- ハヤブサの最大速度は約400km
- ハヤブサは希少野生動植物種に指定
- 大きさはカラスと同じぐらい
- 南極大陸以外にほぼ全域に生息
- ハヤブサの視力は8.0
- ツガイは死ぬまで連れ添う
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